仮説・論説 552 今世界で起きている事(世界秩序の変遷)
- white-eagle1958
- 5月20日
- 読了時間: 2分
2025.05.20
私達は今、如何やら大きな時代の変わり目を目の当りにしている様です。
それは、世界秩序の変遷とも言うべきものです。
私達は今迄、第2次世界大戦後に構築された世界秩序の中に居ましたが、それが大きく変わろうとしているのです。それも現在の世界秩序を構築したアメリカ自身の手によってです。
現トランプ政権は、今までの自由、民主主義、人権と言った価値観に余り重きを置いていない様に映ります。
そしてまるで過去の亡霊(絶対王政)に導かれる様に、専制君主の姿を見せ始めています。
当に民主主義の危機と言っても良いでしょう。
なぜこうなってしまったのか?
アメリカでは軍産複合体の力が強まっているのは、以前から指摘されて来ました。
それはアイゼンハワー大統領の時代に、既に懸念されていた事でした。
今ではその軍産複合体の力はアメリカ国家をもしのぐ力になったのでしょう。
そもそも軍需産業は、アメリカの為に存在して居たはずでしたが、その立場が逆転し、軍需産業の為のアメリカに成ってしまっている様に思えます。
国家が軍部を掌握できていないのでしょう。逆に軍部が政府を掌握している様に思えてなりません。問題なのはこの動きが西欧諸国にも広がっていると言う事なのです。
世界の軍国主義化とも言うべき事態が進んでおり、世界秩序の変遷を齎すであろう事は、想像に難くありません。
言うなれば、今までの自由、民主主義、人権と言った価値観から、力ずくの論理への移行です。もっと簡単に言えば、民主政から軍政への移行です。この事態にいかに対処するかが世界の大問題に成ると思います。
私達は民主主義を守らなければなりません。大変ですね・・・
でも、私は何とかなるんじゃないかと思っていますが・・・
皆さん頑張りましょう!
世界の危機だよ!
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