ショートストーリー 母と娘
- white-eagle1958
- 5 時間前
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2026.08.20
或る娘が母に話し掛けました。
「ねえ、お母さん。相談があるんだけど・・・」
「あら、めずらしい・・・なに?相談事って?」
「あのね、学校で男の子に付き合ってくれって言われたんだけど、どうしようかって思って・・・」
「遥かもそう言う年頃になったのね・・・で、どんな男の子?」
「それが、王子って話なんだけど・・・」
「へ~っ、王子様。何処の国?」
「それが、良く判らなくて・・・なんだか自分で名乗ってるんだけど・・・」
「自分で名乗っている?」
「そう・・・」
「やめときなさい」
「どうして?」
「そんな男は、大抵ろくでなしで役立たずが多いのよ。昔からね」
「そうなの?」
「そうよ、見た目は良いんだけど、賢くはないわね、自己中心的で・・・
付き合うと疲れるだけね」
「じゃ、どうすれば・・・」
「やんわりと断りなさい。まだ早いからとか言って。そう言う男は下手すると逆上するからね」
「分った・・・」
「まだ早いとは思うけど、付き合うのなら一流の男にしときなさい。昔から、詰まらぬ男と結婚するより一流の男の妾になれっていうから・・・」
「そうなの?」
「そうよ、間違いないわね」
「じゃ、お父さんもそうだったの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
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