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笑い話 開かずの間

  • white-eagle1958
  • 2021年1月22日
  • 読了時間: 2分

2021.01.22


これは、ある洋館でのお話です。

緑豊かな街はずれに、洒落た洋館があったそうな。その洋館に一人の若い娘がメイドとして雇われたそうな。その洋館には主人以外、決して入ってはいけないと言われている室があったそうな。所が、その新人メイドさんが掃除の為、間違って入ってしまったそうな。

途端に洋館全部にメイドの絶叫が響いたそうな。

たちまち、洋館中の使用人が開かずの間に集まってみると、その室からそのメイドさんが真っ赤な顔をして飛び出てきたそうな。

「君、入ってしまったのか?」

「こんなとこ、主に見られたら・・・」

と皆が言ってると

「観たなあ~っ!」と主が怖い顔をして、立っていたそうな・・・

「君!ちょっときたまえ!」と主が言って、メイドさんの手を掴み、何処かへ連れて行ってしまい、その新人メイドさんはそれっきり姿を見せなくなったそうな。しばらくたって、

「あの娘、どうなったんだろうねえ?あれきり姿を見せないが・・・」

「まさか、何処かに埋められたんじゃ・・・」

「それとも、何処かへ売り飛ばされたとか・・・」

「まさか、あの主が・・・」

と使用人たちが話していると、そこへやって来た御用聞きが

「ああ、あの娘だったら、昨日、街で見かけましたよ。元気そうだった。いい服着てて、前より羽振りがよさそうだったなあ・・・」

「えっ、なんでだろう?どうしてだ?」

「あの娘、あの開かずの間で一体何を見たんだ?」

「さあ?・・・・・・・・・」

開かずの間でした。                   おそまつ

 
 
 

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