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笑い話 ジュラシックワールド

  • white-eagle1958
  • 9月7日
  • 読了時間: 2分

2925.05.07


皆さん、ようこそジュラシックワールドへ。

今日はたっぷりとジュラ紀の世界を楽しんでってくださいませ。

本日案内いたしますのは、我が国の議会で在ります。

丁度議会が開催中であります。ティラノ大統領が方針演説を致しますので、ゆっくりとお聞き下さいませ。

「我が国に侵入する不届きな奴らは、片っ端から食っちまえばいいのだ。文句は言わさん!

財政問題は、外国の奴らから上納金を取ればいい。文句を言う奴らにはミサイルをお見舞いしてやる。2か所の紛争地域には、マシンガンをガンガンぶち込め。それで問題解決だ。

学校が騒いでいるだと?そこにはトリケラトプスを送り込め。何体もだ。

裁判所がどうした。そこにはアロサウルスを送り込んでやる。・・・」

演説が続いていますが、他の議員はどうしてるのかって?

決まっているじゃありませんか、誰も口を挟めませんよ。恐ろしくって。

議会の片隅で小さく固まっています。迂闊に口をききますと食われてしまいますのでね。

政府職員も大分少なくなりましたが、噂ではティラノ大統領のエサになったとか、ならないとか言われております。議会なんか機能して居ません。まさにティラノ大統領の独壇場で在ります。此れからこの国はどうなるのかって?

それはティラノ大統領のみぞ知るであります。

お帰りは気を付けて下さいませ。くれぐれも食われませんように・・・

神よ、ジュラシックワールドを救いたまえ・・・



 
 
 

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