仮説・論説 588 反知性主義の考察
- white-eagle1958
- 9月13日
- 読了時間: 2分
2025.09.13
私は反知性主義と言うものをごく最近知りました。始め聞いた時は、何言ってんだあ?知性を否定するなんて。と単純に思っていました。
反知性主義が登場し始めたのは、第2次世界大戦後の事で、その背後には知識人に対する不信が在る様です。最近ではトランプ政権の大学迫害にそれが見られます。
どうして反知性主義が登場して来たのか?
それは知識人と称される人々が、知識や知恵を悪用して来たからではないでしょうか?
人間は進歩し、多大な知識や知恵を生み出して来ました。私達の生活は先人の生み出した知識や知恵に支えられてきたのは、否定しようがない事実です。
その一方で、核兵器を生み出し、経済格差は拡大し、戦争やテロの犠牲者は科学が発展する前とは、比較にならないほど甚大なものに成って居ます。
果たして人類の進歩が、人類の幸福に繋がっているのだろうか?
いっそ人類は進歩しない方がましなのではないのか?
そう考えた人が現れても仕方がない事なのかも知れませんね・・・
でも私は思うのです。そんな事があってはならないと・・・
人類の進歩が人類の不幸だなんて、余りに悲しすぎるではないでしょうか?
思うに知識人の質が悪かったのではないでしょうか?
世界を見渡すとこの世界は嘘、でたらめに満ちています。
それを正すべき知識人が、嘘に塗れてしまっているのではないのかと・・・
真の知識人、エリートは真実に忠実で有らねばなりません。
真実でなかったら何の役にも立たないではありませんか。
どうしてこうなってしまったのか?
私は知識人やエリートの人々が暴力に屈してしまったのが原因なのではないかと思っています。その人々を暴力から守らなければならない。
私はそう考えているのです。
この世界に真実を!
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