仮説・論説 583 シャッター街をどうするか?
- white-eagle1958
- 8月21日
- 読了時間: 3分
2025.08.21
シャッター街と言うのが在ります。昔は賑わっていたのに、今じゃ閑古鳥が鳴きまくっていると言う商店街の事です。残念ながら現在日本中に存在して居ますね・・・
何とかしようとイベントを行ったり、特産物に特化したりしている様ですが、中々難しい様です。なぜこうなってしまったのか?
それは、経済の仕組みが大企業中心と成って居るからだと考えます。
シャッター街が日本中に蔓延していると言う事は、もはや1自治体で解決できる問題ではなく、国政の問題だと言う事に注目しなければなりません。
そもそも政府の経済政策が大企業しか見ておらず、零細中小企業を観ていないのです。
ですから、零細、中小企業の殆どが赤字と言うのは、政府の経済政策の大失敗と言って良いでしょう。今の名だたる大企業もその昔は小さな町工場から始まっているはずです。
トヨタ自動車、ナショナル、ホンダ等々。
つまり今の零細、中小企業は明日の大企業の芽なのであります。
その芽を簡単に潰してしまって良いのでしょうか?
次の産業や経済を引っ張って行く可能性を潰してしまうのは余りにもったいないとおもうのです。
では、どうしたら良いのか?
大企業は既に大人です。金、物、人(人材)すべてが揃っています。そこを優遇するのはおかしくないですか?優遇すべきは零細企業、中小企業ではないでしょうか?
零細企業、中小企業の足りない部分(人、物、金)を補う必要があると考えます。
具体的にどうするのか?参考にすべきは大自然です。
植物を例に取りますと、自然は小さな植物から大木に至るまで、生かしております。
大木しか生きられるようには成って居ませんね。
それはどうしてか?
1㎠当たりの光の量がどれもこれも同じだからであります。
これを企業に当てはめて見ますと、1商品(製品)当たりの利益を同じにすればいい訳で・・・
しかし現実はそうは上手く行かないですよねえ・・・
そこで管理しやすい大企業には安売りを禁じ、零細企業、中小企業は目を瞑ると言うのはどうでしょう?企業が成長したなら売価を守ってもらうと言うのはどんなもんでしょう?
大企業には脅し対策や、国際競争力を付ける為の支援を行うのです。これなら大企業も納得してもらえるかもしれません。
どの道モデル地域を策定し、データを集める必要があります。そのデータを元に政策を修正していくのです。
何より重要なのが人材でしょう。(聖人聖女なら言う事なし)
以上、これは一つの私案では在りますが、検討して頂ければ幸いです。
何とかしよう、シャッター街!
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