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仮説・論説 538 特殊家族

  • white-eagle1958
  • 4月27日
  • 読了時間: 3分

2025.04.27


長年に渡り、気が付いていながら書けなかった事が在ります。

血が繋がっていない家族の話です。それを私は、特殊家族と呼んでいますが・・・

そんな家族が存在するのかって?

実は現実に存在して居るのです。それに気づいた時は、愕然としました。驚愕のあまり、声も出せませんでした。私の例を挙げましょう。

私の家族は、当にそれ。どうしてそれに気が付いたのか?

私の家は、代々続いてきた、故郷では知られた名家です。私はその20代目に当たります。

その様な家では、代々の先祖の遺影が在ると思うのですが、その顔がどれも似ていないのです。不思議に思って父の顔を祖父の顔と見比べ足ら、似ていない。私の顔も、亡くなった妹の顔も、父や母の顔と似ていないのです。そればかりでは在りません。私には5人の娘が居りますが、その全員の顔が、私や妻の顔とは似ていないのです。

それに気づいた時の私の受けた衝撃は、とても言葉では言い表せません。只々、立ちすくすのみでした。一体なぜ?どうしてこうなっている?誰がこんな事をしている?一体何の為に?

様々な疑問が頭の中に浮かんで、整理が付きませんでした。

問題なのは、この様に成って居る家族が、私の家族だけではない、と言う事なのです。

私の地域では、葬儀はその家で行うのが通常です。そしてどの家でも遺影が飾られています。その遺影を見たら・・・やはり同じなのです。

そして時が経つに連れ、特殊家族がこの国全てに及んでいる事にも気が付いたのです。

まだ在ります。驚くべき事に、特殊家族の問題がこの国だけではなく、世界に広まっているのです。どうしてこんな事を?一体何故?何の目的が在って、こんな事をするのか?

答えを見いだせないまま、月日が経ち、ようやくその正体が見えて来ました。

この世界には、悪魔民族とも言うべき人達が存在して居るのです。

彼等の目的は、その家の乗っ取りで、その家の地位や財産を奪うつもりなのでしょう。

実に卑しむべき人達です。私は彼等に対して怒りを禁じ得ません。

他国の人々の家族を勝手にシャッフルする事が、許されるはずはないのです。

私は此の事を世界に知らしめ、彼等を糾弾するつもりです。彼等の横暴をこれ以上許してはならないでしょう。

とは言え、取り違えられた子供達を此れからどう扱ったらいいのか?

此れもまた、大問題に成ると思いますが、私の場合を挙げて置きます。

家族とは縁の深い魂たちの集まりだ、私はそう考える事にしました。

つまり、血が繋がって居ようが、いまいが、縁が在るから家族になったのだと言う考え方です。今私の娘たちはそれぞれ独立し、社会で働いている様です。娘達もこの事は口には出して居ませんが、薄々気が付いてはいるみたいです。

娘たちの時代には、この様な事が無くなる様に私は活動するつもりです。

こんな事は絶対にさせない!

ふざけんなよ!バーロー!(怒、怒、怒)




 
 
 

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