仮説・論説 453 決して勝てない戦争
- white-eagle1958
- 2024年11月30日
- 読了時間: 2分
2024.11.30
私達の歴史は血に塗れています。人類の歴史は戦争の歴史と言って良いでしょう。
何故人は戦争をするのか?どうして人は戦争から逃れられないのか?
どうしたら戦争を無くせるのか?
こうした謎の答えを求めて、私は歴史書を紐解いて来ました。
その中で発見した事が幾つか在ります。
空局の謎、どうしたら戦争を無くせるのかの答えは後程記述する事にして、
発見した事の中の一つを今日は書いて行こうと思います。
歴史の中で気が付いたのですが、どうしてこれで負けるのか?と言う不思議な戦争が在るのです。その時は気が付きませんでしたが、どうやら戦争の中には、初めから負ける事が決定付けられているものが在るのです。そしてどうしてそうなるのか?の理由も見えて来ました。
例を挙げます。
中国の三国志時代のあの有名な赤壁の戦いです。西暦208年冬、長江の赤壁において曹軍80万~100万、蜀軍、呉軍5万~6万が激突しました。本来なら相手の10倍を有する曹軍が圧勝するはずでした。曹操は自信満々だったと思います。
これでどうして負けるのか?曹操は苦悩したでしょうねぇ・・・
私も不思議に思っていました。此の事は長い間の謎でしたが、近年になってその謎が解けて来ました。赤壁の戦いは、曹操にとっては決して勝てない戦だったのです。
そんな事あるのかって?
それが判ったのは、私が自然の法則に気が付いた時です。戦いの前、曹軍に何が起きていたのか?記録によれば、曹軍に疫病が発生し多数の死者が既に出ていたようです。
ここで思い出すのは、疫病の発生は大量殺戮が原因だと言う事なのです。
すると曹軍は、赤壁の戦い以前に大量殺戮をやっていた事になりますよね?
知っての通り、曹操は西暦193年徐州で大虐殺をしています。河が遺体で関止まったと記されていますから、相当多くの人を殺戮したのでしょう。
すると赤壁の戦いは歴史の必然となり、曹操にとって勝つ事が出来ない戦いだったと言う事になるのです。驚きですよね?
この歴史の必然の戦いの例は他にも在り、例えば真珠湾攻撃の歴史の必然がミッドウェー海戦であり、南京攻撃の歴史の必然は、東京大空襲となるのです。
また2度の元寇の時、奇跡的に神風が吹いたのも同様だと言えます。
どうも侵略戦争は、勝てない戦を生むような気がしますねぇ・・・
何れにせよ戦争はしない方が良いと思います。
俺達は勝つ!
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