仮説・論説 445 EUの行く末

2024.11.15

EUについて疑問に思った事が在ります。

それは、何故連邦議会を作ったのか？何故、一国2通貨を採用したのか？と言う疑問です。

連邦の共通事項を決めるのなら、首脳同士が集まって話を決めれば済む事なのに・・・

此れでは連邦議会で定めた事と各国議会の定めた事が食い違った時に、どちらが主導権を握るのか？紛争が起きてしまうのではないでしょうか？

此処からは、私の全くの個人的見解である事を明記して置きます。

要するに、連邦議会を設置したと言う事は、将来EU一国に統一するのが目的ではないかと思われてなりません。でなければ連邦議会を設置し連邦議員を置く意味がないと考えます。

しかしです。此の事をEU諸国の国民は知っているのでしょうか？

勿論、EUの将来は、EUに属する諸国民が決める事ですが・・・

知らなければ大事になると思います。

また一国2通貨も問題です。本来ならユーロ１つに統一するか、諸国通貨の交換比率を１対１にすべきだったのです。（電子マネーなら問題なし）

今の制度だと為替で儲ける人が出てしまうだろうと思うのですが・・・

それは金持ちの人々に有利なものなのですが、それでいいのでしょうか？

少し急ぎすぎたのではないのかと懸念します。また、連邦を開始するのは諸国の経済格差を縮小した後でないと移民問題が発生しますので、それもどうなのかと考えます。

いずれにせよ、これらの事はEU内で解決すべき問題ですので、今後の対応を注視したいと思います。

EUも大変だなあ・・・