ショートストーリー フェイクの国
- white-eagle1958
- 6 時間前
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2026.08.29
或る国のお役人が嘆いていました。
「まったくもう何とかなんないのか、あの国は」
「どうしたんだよ、一体?」
「やる事為す事、嘘だらけだ。何を信じて良いのか判らない」
「・・・良いのか?そんな事言って。仮にも同盟国だぞ、あの国は」
「分るのか?お前・・・」
「判るさ、日頃のお前を見てればな・・・」
「・・・同盟国って言ってもさ、実態は仮面夫婦みたいなものだな、心はすっかり離れている・・・大体、同盟国を攻撃する同盟って在りか?」
「フェイク同盟ってやつか・・・」
「そうだよ、そればかりじゃない。奴ら調子よく(友よ)とか言うけど、それもフェイク。
(愛してる)とか言うけどそれもフェイク。結婚してもそれもフェイク。何かと批判受けてもそれもフェイクニュースにしてしまう。何から何までフェイクなんだから恐れ入る」
「良くやってるよな、如何にかなんないのか?あの国は・・・」
「ダメだよ、俺はすっかり諦めている・・・」
「どうして?」
「なんせ大統領までフェイクだ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
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