笑い話 鳥インフルエンザ ②
- white-eagle1958
- 2023年12月5日
- 読了時間: 2分
2023.12.05
いつもの長屋の大家さんの所へ熊さんが駆け込んで来ました。
「大家さん、てーへんだ!てーへんだ!」
「何だい熊さん、藪から棒に。大体お前さんが来ると、ロクな事が無いねえ。また、お上さんが池にでも落ちたのかい?」
「そうじゃねえ。あの時は確かに大騒ぎになったが、何んせ家のおっかあ、泳げねえもんだから・・・じゃなくて、また鳥インフルエンザが流行りだしたってえ、話じゃねえですか」
「そうらしいな、何でも九州の方じゃ4万羽も処分されたとか・・・悲しい話だ」
「でね、大家さん。この話、あっしにゃあどうにも腑に落ちないんでさあ」
「そりゃまたどうしてだい?」
「鳥インフルエンザの原因は野鳥なんでしょ?」
「そう言われてはいるねえ・・・」
「でね、病気になった鶏は健康なものを含めて全処分、それで原因の野鳥の方はまったくのお咎めなしってえのは、どうにも解せねえ」
「そんな事言ったって、お上のやる事には間違いないだろうよ。納得いかなくても」
「しかしですよ。育ててきた人達には、腸が煮えくり返る話じゃねえですか。更に腹の立つ噂まで流れていますぜ、まったく」
「ほう、どの様な噂が?」
「鳥インフルエンザが流行る時期ってえのがあるから、気を付ける様にって話でさ」
「鳥インフルエンザが流行る時期?そんなものが在るって言うのかい?」
「そうなんですよ。大きな声では言えないが、なんでも選挙が間近になると流行りだすって事みたいですぜ。他にもクリスマスが近くなると流行りだすらしい・・・」
「鳥インフルエンザと選挙やクリスマスと何の関係が在るんだい?」
「さあ、あっしには想像もつきやせんが・・・いずれにしても酷い話でさ」
「熊さん、あんたもマスクをしときなよ」
「どうしてです?」
「鳥インフルエンザに罹ったら困るじゃないか」
お粗末
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