笑い話 価値ある男
- white-eagle1958
- 2022年4月7日
- 読了時間: 2分
2022.04.07
ある会社に新人が配属されました。周囲は噂話で持ち切りです。
「ねえ、見た?今度の新人」
「見た見た、250万さんでしょ。ちょっといい男」
「イケメンよね~っ!」
「これからどこまで行くか、楽しみね」
それからしばらく経ちました。
「ねえ、知ってる?250万さん、名前が変わったみたいよ」
「え~っ!もう?早くない?ついこの間来たばかりだと言うのに」
「何か一つ大きな仕事を獲得したみたい」
「へ~っ。それで今度は何になったの?」
「何と500万さん!」
「すごーい!一気に倍増じゃない。彼女いるのかしら?」
「私も粉掛けちゃおうかなあ」
お茶会スズメたちの話は限りなく続いていくのでした・・・
また時が経ちまして・・・
「ねえ、聞いた?聞いた?」
「何?また男の話?」
「何で分かるのよ?」
「あんたが話しかけてくるのはそれしかないじゃない」
「酷ーい、そんな言い方しなくったって」
「それで、今度は何よ?」
「あの500万さんがまた名前が変わったって!」
「え~っ!また?どうしたらそんなに早く名前を変えられるのかしらね?」
「知らないわよ。でもすごくない?こんなに短期間で名前を変えられるなんて」
「・・・で、今度は何になったの?」
「それが、1000万さんになったって!」
「嘘ーっ!、マジマジ?もうこれは彼女になるっきゃない!」
お茶会スズメの眼は異様に輝き、一人に集中していくのでした。
その後、しば~らく経ちまして、
「最近、1000万さんどうしたの?この所姿を見ないけど・・・」
「!!!ちょっとこっちに来て!」
「???何よ?どうしたの?」
「噂よ、噂。1000万さん不正がばれて、クビになったの!」
「え~っ!まさか!そんな事になるなんて!それでどうなったのよ、名前」
「今じゃ文無しさん、しかもそれだけじゃなくて、使い込みまでバレたらしいのよ!」
「使い込み?それで上がるの早かったのね」
「そうなの、それでね。名前がまた変わったらしいのよ!」
「またあ?今度何?」
「それがね、借金1500万さん」
お粗末
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