仮説・論説 154 this is 権力

2022.04.07

ウクライナ情勢が日々変わっていきますね。首都キーウ近郊の大虐殺がロシア軍の所為にされ、国際社会はロシアに対する制裁を一段と強めるようです。

この様子を見て、私は20年前を思い出しました。

9.11テロの後のイラク戦争前の事です。

あの時私は、イラク攻撃反対のメールを、或るラジオ番組に投稿していたものです。

何とか攻撃を食い止める事が出来ないか、必死になってメッセージを送っていました。

結果は歴史の示す通りです。個人の力など、まるで無力ですね・・・

その時気付いたのです。世界を動かす巨大な力が在る事に。

それは巨大な悪意そのものでした。人々の善なる思いをまるで嘲笑うかのように、何もかもを捻じ曲げていくのです。

その時は、その巨大な悪意の正体が分からず、抵抗する事も出来ず、ただ茫然と見ているだけでした。

今回のロシアに対する報道にも、同じものを感じます。

何が何でもロシアを悪者にしてやる、そんな悪意です。

私は今回の大虐殺が、ロシアの仕業だとはまったく思いません。

ロシアはロシア系住民の安全確保の為に、ウクライナに何らかの形でしばらく留まるつもりのはずです。それなのにウクライナ住民を虐殺したのでは、その目的を果たせなくなるのではないでしょうか？住民の怒りを買うような事をするとは思えないのです。

また私の見る所、プーチン大統領は稀に見る名君だと思います。国民の支持率が80％を超えている所からもそれが見て取れます。欧米諸国であの支持率を超えている指導者がいるでしょうか？そんな彼が大虐殺を命ずるとは、とても思えません。

あの大虐殺はまったくの冤罪であり、ロシアを世紀の悪人に仕立て上げるものでしかありません。

真犯人は、別に居る。そいつはロシアにくしの余り、目先の事しか見えていない者です。

世界は9.11の過ちを再び繰り返すのでしょうか？

あの時強者におもねった結果、世界は良くなったのでしょうか？

怖ろしいプロパガンダをしているのは欧米側です。真実を捻じ曲げているのも欧米側です。

世界は良心を失ってしまったのでしょうか？

この様な嘘、出鱈目がまかり通るようでは、世界は闇に包まれてしまいます。

私は、今後とも真実を追加するつもりです。例えそれが、私一人になってもです。

何時か真実は明らかになる。その事を信じて。

世界の大バカヤロー！