仮説・論説 269 状況がちっとも改善しない理由

2023.12.14

皆さんにも身に覚えが在ると思いますが、何年経っても状況が少しも良くならない。

一体何故なのでしょう？

今回は、この件について考えてみたいと思います。

一番の原因は、本当の原因に対して対処していないからです。

気候変動に対する対応策が典型的なものと言えます。気候変動の真の原因は温暖化では在りません。地軸のブレが原因なのです。従って今の対策では何の役にも立たないでしょう。

また、政治が少しも良くならないのも同様です。

政治家が変わっても、変わらないのはその政治家の陰に同じ黒幕が居るからです。

従って、黒幕が変わらない限り政治も変わりません。

黒幕は誰なのかを探る必要がありますね。

どうやるか？

組織の性格は、真の権力者（黒幕）の性格に似て来ます。独裁者の組織の性格は独裁者の性格そのものですから、それを利用すればいいのです。つまり組織の性格を分析し、その性格に合う人物を探れば良いのです。

同じ事が国家についても言えます。国家のプロファイルとも言えますが、あの国家とこの国家は、性格が似ているなと言った場合、同じ人物が両方の国家を牛耳っている可能性があります。詰まり現代は、同じ人物が複数の国家を操っている場合も多いのです。

国家権力以上の国際権力が存在するのです。

ですから、対応はよくよく注意しなければなりません。迂闊に動くと大変危険です。

他にも、何時まで経っても貧困から抜け出せないと言った場合は、政治がまったく機能していない事を意味します。このケースに於いては強欲な者が政治を牛耳っていると考えて下さい。強欲な者は誰か？その人が貧困の原因です。

強欲が貧困を生むのです。

以上、様々なケースを挙げて来ましたが共通しているのは、本当の原因に対処していないから何時まで経っても状況が改善しないのです。

ですからこういう時には、真の原因は何なのかを突き止める事から始めましょう。健闘を祈ります。

柏子見申し候