仮説・論説 183 資本主義とは何ぞや?
- white-eagle1958
- 2022年6月12日
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2022.06.12
岸田総理が「新しい資本主義」なるものを打ち出しました。これは一体どういうものなのでしょうか?今回は此の事に関する考察です。
そもそも資本主義(資本制とも言うそうです)とは、国政によってよりも個人的所有者の人達によって貿易と産業がコントロールされている経済及び政治システムの事だそうで・・・
その本質は、人よりもお金が大事というシステムです。
ですから資本家は労働者に長時間労働、低賃金を強いるのですね。
昔のCMのごとく、「24時間働けますか?」と言うわけです。
(ジョーダンじゃない、死んじまわあ)
元々、資本主義は18世紀のイギリス、産業革命時に発達しました。その時何が生じたのか?
長時間労働、低賃金、挙句の果てには児童労働まで現れました・・・
労働者の暮らしは、働けど働けど我が暮らし楽にならざり、じっと手を視るという状況だったのです。その様子は当時の絵画にも出ています。実に悲惨な状況だったのですね。
原因は資本家の搾取のし過ぎです。当時の労働者の賃金は、1日働いても1日暮らしていけないレベルだったのです。此れでは労働者が暮らしていけないのは当たり前です。
資本主義の最大の欠点は、資本家の強欲を抑える事が出来ないと言う事なのですが、それが良く分かる事例です。
それではいけないと言う事で、労働者の権利を守る様々な規制が設けられたのです。
所が、アメリカで新自由主義なるものが登場致しました。
此れは競争を促進する事で、経済を活性化させると言うものでした。
それで、規制緩和が声高く叫ばれたのです。
その結果、何が生じたのか?
所得格差の拡大、長時間労働、低賃金、非正規労働者の増大(さすがに児童労働までは出ませんでしたね)ですが貧困者層の増大を招きました。
どうでしょうか?何か気が付きませんか?
そうなのです。気が付くと資本主義経済の一番酷い状況に近づいているのです。
つまり新自由主義とは、資本家の為のものであり、労働者の為のものではないのです。
労働者の暮らしを如何に守るのか?今の政治にはそれが欠けているとしか思えません。
岸田総理が打ち出した「新しい資本主義」が「成長と分配の好循環を生み出す」ものならば私は文句は在りません。ですが今現在、「分配」は掛け声倒れの様な気がします。
この先どんな政策を実行するのか、注意して観ていくつもりです。
期待を裏切らないでよね!総理!
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