仮説・論説 182 ウクライナ侵攻の謎 ④
- white-eagle1958
- 2022年5月28日
- 読了時間: 3分
2022.05.28
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、3カ月が経ちました。
現在の所、ロシア軍がウクライナ東部の完全掌握に向けて、着々と進行中の様に思えます。
ここで何故ロシアがウクライナ侵攻に踏み切ったのか?この侵攻の陰に何が在ったのか?
もう一度整理しておくのは、意味があると考え、この記事を書きます。
初めに、ここからは私の個人的見解である事を明記しておきます。
そもそもあらゆる紛争の陰には、西側諸国のグレートゲームが在ると私は考えています。
ウクライナ紛争もまた、そのグレートゲームの一環ではないのか?
ロシアはソビエト連邦時代からそのゲームの対象であったと思われます。
領土の分捕り合戦は昔から在りました。それが戦争の原因でもあった訳です。
昔はそれは目に見えるもので在りましたが、近年ではそれが目に見えない形で行われているのです。それがグレートゲームだと思われます。
ロシアに対するグレートゲームはソビエト連邦時代から本格化したのでしょう。
あの連邦崩壊は、西側諸国のグレートゲームの主催者にとっては大勝利に思えたでしょうね。あれにより、ゲームが拡大ししかもしやすくなったでしょうから。
一方、ロシア側にとっては屈辱以外の何物でもなかったでしょう。
ロシアがNATOの拡大に神経をとがらせているのは、此の為であろうと推察します。
ロシアにとって、隣国がNATOに参加するのは、グレートゲームの主催者が隣国に居ると言う事になり、領土の保全から言っても大きな脅威そのものだと言えます。
この状況を踏まえてウクライナを視て見ますと、1991年の独立以来、東側と西側の綱引きの場になっていたと考えられます。特に為政者が親ロシアかそうでないかは、ロシアにとって大きな問題であったろうと思われます。
そこにマイダン革命が起きたのです。ロシアに取って気が気ではなかったでしょうねえ・・・
これにより、ウクライナの西側化が進みました。と同時にロシア系住民の迫害も進んだのではないでしょうか?勿論、目に見えない形で・・・
それが顕在化したのが、クリミア併合なのではないのか?
あの時も、プーチン大統領はロシア系住民の保護を名目にしていました。
今回の侵攻は一過性のものではなく、そこまでに至る長い歴史を含むものであると言う事を知っておくことが重要でしょう。
今回の侵攻の直接の原因は、ウクライナ東部の西側化(恐らく、東部のロシア系住民の迫害)が在ったからではないのか?根拠は、マリウポリ市内の広大な土地の掘り返した跡です。詳しくは調査が必要ですが、多くのロシア系住民が殺害されたのではないでしょうか?
それでプーチン大統領は侵攻を決断したと考えられます。
以上の点から考えますと、ゼレンスキー大統領は、戦線の拡大を言い募ってはいますが、プーチン大統領の意図は、あくまでもロシア系住民の保護に在ると私は考えています。
ともあれ、紛争は長期化の様相を見せて来ました。これはロシアにとって非常に有利に作用すると考えます。
何故なら、ウクライナは自力で戦争継続は困難であり、継続的な外国の支援を必要としているからです。外国の支援が何時まで続くかは、非常に疑問です。
ウクライナにとっても、早めの停戦の方が良いのではないでしょうか?
一刻も早く停戦を!
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