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仮説・論説 122 衆院定数2040年「16増16減」に思う

  • white-eagle1958
  • 2022年2月3日
  • 読了時間: 4分

2022.02.03


今日の新聞に衆院定数2040年「16増16減」が載っていました。

一体、何を考えているのだろうと思いました。確かに1票の格差は問題でしょう。

地方自治体の過疎化が進み、都市へと人が流れている結果なのだろうとは思います。

この流れは随分昔からあり、それを止められないのでしょう。

ですが、此の策は対症療法に過ぎません。地方へ如何に人呼び戻すか。言い変えれば、如何に地方を魅力あるものにするかの策が無いのです。

地方は、私達にとってなくてはならない食料(米や野菜)、水、酸素のみならず、木材や鉱物資源の供給源になっています。そこの衰退は私達の生活に直結するのです。

ですから、単に定数を減らせばいいと言うものではないでしょう。根本的な地方振興策が必要なのです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

策を講じる前に、どうして地方の過疎化が止まらないのでしょう?

まず、その原因を探ってみたいと思います。

・古い時代の風習が、未だに残っている

私も地方出身者ですが、私の故郷でも古い時代の風習が残っていました。特に女子の扱いについてです。私がそれを知ったのはずっと後の事ですが、それを知った時、一体何時代なんだと思いました。学校で習った自由や民主主義とは程遠い事が行われていたのです。

これでは、故郷に残りたくても残らないでしょう。特に女子は・・・

住みたい町ではなく、逃げ出したい町を作っているようでは、過疎が止まらないのは当たり前です。また地方の嫁不足もこれにリンクしていると思われます。

頭の中江戸時代以下の人達の所へ、自分の娘を嫁に出せますか?考えるまでもないでしょう。

・仕事がない (1次産業の衰退)

昔に比べて1次産業の衰退が激しく、これが地方経済の沈下の大きな要因である事は疑いもありません。特に林業は壊滅状態といってもいい程です。(不公正な為替が原因)

地方は1次産業が振興しないとどうにもならないと思います。

他にもあると思いますが、これを踏まえて私なりの地方振興策を提示してみますと

・古い時代の風習の一掃

自由と民主主義に反する様な風習は、一切無くす。

逃げ出したい町ではなく、住みたい町にする。(安心・安全の確保が特に重要)

一例をあげましょう。

東日本大震災の折、被災した多くの自治体の住民が移転を余儀なくされました。

その後、復興が進みましたが(まるで、カメの歩みの様な・・・)住民の期間率が10%前後と聞いています。何年も経過しているのに何故?

仕事が無いのも一因でしょうが、恐らくは私と同じ様に住みたい町ではなく、逃げ出したい町を作っていたのではないかと推察します。

・1次産業の振興(1次産業の高次化)

地方は1次産業(農業、林業、水産業)の振興無くして栄えません。

そこで、1次産業の高次化を図るべきです。

例えば、農業で言えば、農家が経営出来るものにすべきです。

現在では、我が国の農業は規模が小さく、作物づくりだけでは大規模農業の外国には勝てません。そこで作物づくりだけではなく、商品加工(カット野菜、総菜、おにぎり等)や店まで経営(うどん屋、飲食店他)し、さらに上質な商品は輸出まで行うのです。

これまでは豊作貧乏でしたが、自分で商品開発、販売までをも行えば、豊作を喜べる農業に

なるはずです。農業を個人経営から会社経営出来る様にしなければなりません。

林業も同様ですが、高次化の前に不公正為替の是正をおこなわなければなりません。

現在の為替システムは非常に不公正なものになっているのです。

どういうことかと言うと、通貨を統一したとしましょう。例えば、円が世界通貨になったとします。すると何が起こるか?一夜にして輸入品がバカ高くなるはずです。

遠隔地で作られたものを港まで運び、船に乗せ、海を渡って来るのですから、当然人件費、運賃等が掛かり、輸入品は高くなるのが当たり前なのです。以前、固定相場制の時は、輸入品は何でも高かったのです。所が、国産品よりも安いのはどういうことなのでしょう?こんなバカげたことが林業ではまかり通っているのです。

変動相場制は一部の国に有利なものとなっています。

これを何とか是正しなければなりません。有力な政治家の登場が待たれるところです。

現在山林所有者は大概、山を放置している為、山が荒れ放題になっています。そこで山林整備にお金を使うべきです。少なくとも10年は山林整備が必要で、足りなければもう10年継続すればいいでしょう。山村だって潤うはずです。資源調査も行なった方がいいと思います。

水産業もまた然り。高次化の他に増やす漁業をしなければなりません。漁師の皆さんは良くご存知でしょうが、漁獲高が最近目に見えて減少していると思います。獲るだけでは減少するのは当たり前なので、様々な魚種の養殖が必要でしょう。また海を魚でいっぱいにする運動(放流他)も世界的にやるべきです。最もこれは赤字必至の事業なので、国や自治体が中心になって行う事が必要です。

以上簡単に申し述べましたが、一票の格差是正もいいですが、地方振興の策も併せて欲しいと思います。

地方政治家の奮起を期待します。

頑張れ!地方政治家!







 
 
 

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