仮説・論説 120 生まれ変わりの真実

2022.01.29

私は、生まれ変わりを信じている人間です。それはこのブログにも書いて置きました。

しかし、まだ説明不足は否めませんので、その補足説明をしようと思います。

人は何故生まれ変わるのか？

現在（2022.01.29)それはまだ科学的には立証されておりませんが、私個人の推理、仮説として考察していきます。

大前提として、私達はすべて神の子である事を提示しておきます。

私達は、最終的に神になるのです。それは、「私は始めであり、終わりである」と言う聖書の言葉の通りです。言い変えれば、全ては神から始まり、神に帰ると言う事なのでしょう。神は私達から見れば、想像を絶する生命循環の壮大な大事業をなさっているのですね。

一周何億年という時間の中でです。

それから見れば私達の人生など、ほんの一瞬に過ぎないのでしょうねえ・・・　私達は高々、100年・・・

神とのスケールとの違いに圧倒されます。

神とは比べ物にならない人生でも、私達は生きて行き、笑い、喜び、或いは苦しみ、悲しんでいる訳です。

それは何の為なのか？それに何の意味が在るのか？

全ては私達が神となる為に必要な事なのでしょう。因果応報の法則（善因善果、悪因悪果）は、私達が他の存在に対してどう振舞えばいいのかを教えてくれます。

他の存在に対して苦痛を与えれば、それが我が身に帰ってきて自分が何をしたのかが分かる様になっているのですね。人生はそれの積み重ねです。

従って悪事をすればするほど、自分の運命を悪くするだけなのです。それは、個人だけではなく、あらゆる組織、あらゆる国家も同様です。

ですから昔から言われている様に、悪の栄えたためしはないと言うのも頷けます。

さて、運命と言われているものの他に、宿命と言われているものがあります。

宿命とは何か？

生まれて来る時に既に背負ってしまっている運命の事です。

人は誰でも死にますが、死んだ時点でのまだ果たされていない善果、悪果が在ります。

これが来世に廻る事になるのです。これが宿命です。

一例をあげましょう。権力者の場合です。

権力者の方々は、良い事もしますが、悪い事もやりがちだ、と言う事は皆さんも良くご存知でしょう。諫める人が居なければほとんどやりたい放題ですよね？

その結果、悪因を山の様に作る人もいます。そして責任も取らない。

その権力者の来世はどうなるでしょうか？

その権力者にはまだ果たされていない悪果が沢山ある事になりますから、生まれ変わった時に、苦しみや悲しみの多い人生になる事が、既に決まってしまっているのです。

するとその人は、来世でなんで俺だけがこんな目に合わなければならないんだ？なんで私だけが辛い思いをしなければならないの？と嘆く事になります。

一方、善因が多ければその人はいわゆるシンデレラボーイ、シンデレラガールとなります。過去世の善業が報われると言う訳です。

もし、貴方が今苦しみに満ちた人生を送っているのなら、その原因は過去と過去世にあります。

では、その人生から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか？

対策は、悪事を一切やらない事、そして教えを守って徳を積み続ければ、必ずそこから抜け出せます。時間は掛かりますが、焦らず、地道にやって行く他はありません。

一年、一年良くしていくのだと言う気持ちで取り組んでください。必ず道は開けます。

直ぐに結果が出るとは思わないで下さい。

希望を持って！