仮説・論説 109 神に選ばれし民族とは何か？

いきなりなんだとお思いの方もおられると思いますが、今後に関わって来るので、書いて置きます。

言うまでもなく神に選ばれし民族とは、ユダヤ人の祖、モーゼが率いた民族の事ですよね。

当時はヘブライ人と言われており、エジプト人の奴隷の状況でした。

その頃は、ヘブライ人よりエジプト人の方が勝っていたのだと考えられます。

そして、当時のヘブライ人はどの様な人達であったのか？モーゼが現れる以前の状況です。

それはモーゼの十戒より推察できます。

・人を殺す

・噓をつく

・人の物を盗む

・レイプする

・他人の物を奪う

何処かに沢山いそうな民族ですよねえ・・・みんなそうだったりして・・・

お分かりでしょう。今や世界中がヘブライ人なのだと言う事が・・・

そこへモーゼが現れ、誰もが知っている十戒を説いたのです。

勿論、初めは信じられなかったでしょう。

何故人殺しをしちゃいけないんだ？　気に入らねえ奴なんかぶっ殺しゃいいんだ。

何故奪っちゃいけないんだ？　欲しいものは奪えばいいんだよ。と・・・

モーゼはこう言ったでしょう。

殺せば何時か自分が殺される運命をつくるし、奪ったものは何時か失う事になるからだよ、と。

初めはどれ位の人が信じたのかは分かりません。ですから、モーゼはそれを自分で守って見せた。そして、自分の進化した姿を人々に示して見せ、人々を善導していったと思われます。そうやって、少しづつ少しずつ信者を増やして行ったのでしょう。

４０年後、ヘブライ人は大きな変貌を遂げました。あの、どーしよーもない民族がどうなったでしょう？

・人を殺さない

・嘘を付かない

・人の物など盗まない

・レイプしない

・人の物を奪わない

誠に気高い民族が集団で出現したと思われます。周りの民族には、彼らはどう映ったでしょう？そうです。これがモーゼが造り挙げた「神に選ばれし民族」であり、その姿なのです。

そして能力も進化し、エジプト人を超えたのでしょう。

これがのちのユダヤ人となったと考えられます。

ですからモーゼが率いた民族は、当時の人々からとても信頼され、尊敬を受けていたはずです。今はどーだか知りませんが・・・

さて、現在世界中がモーゼが出現以前のヘブライ人状況であると言う事は、既に述べました。と言う事は、モーゼの十戒を守り続けていけば、どの民族でも「神に選ばれし民族」になれると言う事でもあります。

今のキーワードは、「教えを守って徳を積め」でしょう。

皆さんも「教えを守って徳を積め」で「神に選ばれし民族」を目指しませんか？

目指せ、神に選ばれし民族